運転免許を取りたいけど、取得費用が高額だな。
自動車教習所に通わずに運転免許試験場で受験する方法があるよ。
本記事では公認の自動車教習所に通わずに運転免許を取得する方法を解説します。
飛び込み試験とは
一般的には指定教習所に通い、卒業後に運転免許試験場で学科試験を受験して合格して免許を取得します。しかし、飛び込み試験(或いは一発試験)の場合は学科試験や技能試験を全ての運転免許試験場で受験することになります。
飛び込みの流れ
飛び込み試験は以下のような順番で行われます。
- 仮免学科
- 仮免技能
- 路上練習
- 本免学科
- 本免技能
- 取得時講習
- 交付
仮免学科
最初に受験することになるのが仮免許を取得するための学科試験です。運転免許試験場に足を運び、案内所にて飛び込み試験を受けたいと伝えます。その後申請用紙を受け取って記入し、申し込みと適性検査を済ませた後に受験します。
100点満点中90点以上で合格です。
1問2点の配点なので、45問以上正解しなければいけません。
仮免技能
仮免学科試験に合格した後、当日中に技能試験の予約を済ませます。
技能試験は場内で行われます。
持ち点100点から試験を開始し、減点方式の採点になります。
試験終了時点で70点以上あれば合格です。
試験合格後に仮免許の交付を受けます。
路上練習
仮免が交付されたら、本免受験前に路上での練習が必須です。
5日以上の練習を行い、その内容を申告書に記載します。
本免学科
5日間の路上練習を終えたらいよいよ本免学科の受験になります。
100点満点中90点以上で合格です。
テキスト問題が90問(1問1点)とイラスト問題(1問2点)で90点以上得点しなければいけません。
本免技能
本免合格後に技能試験の予約を行います。
本免技能は路上試験を行います。
仮免試験同様に、100点満点からの減点方式の採点となります。
路上試験を終えた後に70点以上残っていた場合、場内で課題試験を1つ行います。
場内試験に合格すると本免技能試験合格です。
取得時講習
本免技能試験が終わっても、まだ免許証は交付されません。最後に取得時講習の受講が必要です。
取得時講習は自動車教習所で受けることになります。
自動車教習所に問い合わせ、予約を入れます。
当日は危険予測講習、高速道路講習、応急救護講習などを受講します。
※取得時講習の代わりに本免試験前に特定教習を受けることもできます。特定教習の場合、本免試験後にすぐ免許の交付が受けられます。
交付
取得時講習を終えたら運転免許試験場で交付を受けます。
飛び込み試験にかかる費用
仮免学科 2,900円
仮免技能 4,350円(内訳:試験手数料 2,900円 試験車使用料 1,450円)
※初回受験時は試験使用料の1,450円のみ。2回目以降の再受験時は4,350円かかる。
仮免交付手数料 1,150円
本免学科 2,550円
本免技能 3,350円(内訳:試験手数料 2,550円 試験車使用料 800円)
※初回受験時は試験使用料の800円のみ。2回目以降の再受験時は3,350円かかる。
本免交付手数料 2,050円
取得時講習 15,800円
※地域によって異なる。
合計 26,700円
最後に
全て一発で合格できた場合は3万円でおつりが来ます。しかし、実際にはそう簡単にはいきません。
次回は、筆者の体験をもとに受験期を書いてみよう思います。
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